水インフラ分野は,施設の老朽化や伴う施設更新,技術者や後継者の不足への対応,また脱炭素社会の実現,気候変動に伴う災害リスクの増大,防災対策などへの対応など,事業の持続に大きな課題を抱えています。発展著しいAIや機械学習、IoT技術を用いたデジタルトランスフォーメーション(DX)による,業務や運転維持管理の効率化,業務プロセス,事業や組織の変革が期待されており、さらなるDXの推進に期待がよせられています。
本企画セッションでは、小委員会の活動を紹介すると同時に、上水道、下水道分野における国内DX政策の動向、海外の最新の研究開発事例等について紹介します。またフロアーを交えたパネルディスカッションを行い、今後の水分野の未来向けたIoT・ICT・AIの活用とその展開可能性について議論を行います。
◎日時:2023年11月30日 16:00〜17:45
◎開催場所:KDDI維新ホール/ZOOMオンライン
◎参加費:無料
◎主催:環境工学委員会 上下水道におけるIoT・ICT・AI活用小委員会
◎共催:Japan young water professionals
◎参加対象:産官学のDX技術に関心のある方
◎言語:日本語/英語 (英語については同時通訳があります)
◎プログラム
1.DXをめぐる下水道事業の動向 (安田将広)
2.ICT・IoT・AI活用小委員会活動報告(山村寛)
3.海外におけるデジタル活用最新事例 (Randolf Waters)
4.パネルディスカッション
(司会) 山村寛
(パネラー) 安田 将広,Mr. Randolf Waters,野村 洋平
Senior Director, Global Partnerships & Branding, Xylem
IWA Fellow, IWA Digital Water 運営委員
これまでに,Xylemにおいて企業戦略,マーケティング,事業開発,M&A,ロビー活動などを担当。IWAでは,戦略評議会,Digital water programの運営委員,young water professionalsの運営委員として活躍。
Xylem Inc.について
ザイレム(Xylem Inc)はEPCに加えて,通信,スマートメーター,測定・制御などの部門を抱え,水インフラのデジタル化とスマート化に積極的に投資している国際企業である。スマート漏水検知システムや,処理エネルギー最適化など,デジタル技術の実用化に向けて,積極的に投資している。
詳しい経歴は、こちら(https://www.linkedin.com/in/randolfwaters/)
日本下水道協会
Japan-YWP代表
京都大学
ICT/IoT/AI活用小委員会委員長
中央大学
現地で参加の方 参加申込は不要です。
オンライン参加の方 以下の参加申込ページより、御名前、御所属、ご連絡先などを記入いただきたく、お願いします。
11月26日(日)17:00 オンライン申込締め切り
環境工学委員会 上下水道におけるIoT・ICT・AI活用小委員会 事務局
橋本 崇史 (hashimoto@env.t.u-tokyo.ac.jp)